山に伏せ込んだ原木の木口に白い模様が出てきています。
これは、椎茸の菌糸が伸びてきて絶好調の合図です。
1個の種駒の周りによこ2〜3cm、たて20cm位は、伸びています。
これから2夏かけて堅かった原木が、やわらかくなっていき
来年の晩秋から椎茸が発生するのです。
駒打ちの終わった原木は、菌の活着を確認してから
風通しの良い山に運んで伏せ込みます。
2夏経過させると、堅かった原木が椎茸菌の働きで
完熟して爪がたつくらいになります。
最初から最後まで、農薬等は、まったく使用しないんですよ。
2月から続いた駒打ち作業が、ようやく終わりました。
樹種は、クヌギとナラで50日くらい棒積みして菌の活着を確認してから
山へ運び組んだら2夏、経過させます。
来年の晩秋からおいしい椎茸が、発生します。
秋から春にしか自然発生しない原木椎茸が、堅い樹皮から
芽を出しています。冬の寒さや風にも耐え、じっくり生長しています。
まさに感動ものです。
1年でもこの時期の物が、身も締まって味が濃くなり美味しくなります。
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